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Java

  • Posted by: hiro345
  • 2005/12/02 11:31:29

 SuitePROでJavaを動作させてみたのですが、いくつか制限がありました。まず、SuitePROはLinux2.4ベースでプロセス制限をかけています。このとき、Linux2.4ではスレッド(軽量プロセス)はプロセスとほぼ同等に扱われることが影響してきます。このため、大量にスレッドを使用するJavaアプリケーションを稼動させることはできません。スレッドの生成に制限をつけることができるものであれば、正しく設定をすることによって実行させることができます。この制限はかなり厳しいのですが、大抵のJava Webアプリケーション実行環境(Servlet/JSPコンテナ)は、この制限をつけることができるようになっています。きちんと設定をしてチューニングを施せば大丈夫です。

 これで安心できると良いのですが、実はもう1つ大きな制限があります。各プロセスが使用できるメモリもそんなに大きくは取れないのです。LAMP環境ではそんなに問題にはならないのですが、Servlet/JSPコンテナなどでは実行時に512MB程度欲しいところです。これぐらいあれば安心できるのですが、SuitePROではそこまで使用できません。この制限も実際のところかなり厳しいかもしれないのですが、Apache CocoonやForrestなどのメモリを大量に使用するWebアプリケーションを動作させようと考えなければ大丈夫です。ユーティリティWebアプリケーションなどを動作させるには十分なメモリは使えます。ちなみに、この環境で動作するWebアプリケーションを開発できるかできないか、というのもシステム開発会社の技術力を推し量るひとつの目安になるのではないかと個人的には考えています。

 こういった大きな制限があるので、SuitePROでJava Webアプリケーションを稼動させるのは止めたほうがいいと思うかもしれません。しかし、SuitePROの月額費用を考えてみると、この程度でSuitePROの使用をあきらめてしまうのはもったいないと思いませんか? そんなに沢山の人が使うわけでもない自社用Webアプリケーションを稼動させるとして、ハードウェア初期投資費とハードウェアメンテナンス費、ネットワーク維持費、ホスティング費を考えてみると、他のサービスは割があいません。もちろん、SuitePROでは無理がある規模というのは確かにありますが、スモールスタートをするにはうってつけのインフラだと考えています。また、リソースが厳しい環境でチューニングして稼動できれば、他のリッチリソースの環境においても、そのノウハウは確実に活かすことができます。こういったことを総合的に考えると、SuitePROで頑張ってJava Webアプリケーションを運用してみるのも、結構楽しいものです。

 ということで、明らかになった課題を1つずつクリアして、納得できるJava Webアプリケーション運用環境をSuitePROに構築してみたいと思います。ちなみに、現時点ではSuitePROでも、工夫をすればJava Webアプリケーションを運用できると判断しているのですが、今後の運用状況において、どうしてもクリアできない問題が発生した場合には、この判断を変えることもあります。この資料を参考にされる方がもしいらっしゃいましたら、その点について、あらかじめご了承ください。

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