IPMI をアクセスするコマンドラインツールに、ipmitool があるけれど、前述したとおり man しただけではコマンドの使い方が分からなくて使いにくい印象がある。
かわりにもうすこし簡単なコマンドラインツールがないかなと思って調べてみると、GNU に Freeipmi というツールがあった。Freeipmi は、IPMI v1.5/2.0 の仕様に準拠したコマンドラインツール。かなり頻繁にアップデートされているのもうれしい。
インストールは、SRPM が提供されているのでさくっと RPM をビルドしてインストールした。
Freeipmi には、それぞれの用途に応じて、次のようなコマンドラインツールが提供されている。
bmc-info: BMC 情報を読むためにツール
bmc-config: BMC の全般的な設定と IPMI 情報を表示するツール
bmc-watchdog: BMC ウォッチドックを管理ツール
ipmi-chassis: chassis(パワー) を管理/モニターするツール
ipmi-fru: FRU(Field Replaceable Unit) のフィールドを読み込むためのツール
ipmi-sel: IPMI のシステムイベントログ(SEL) を読み込んだり管理するためのツール
ipmi-sensors: IPMI センサー情報や SDR (Sensor Data Repository) 情報を読み込むためのツール
ipmipower: 遠隔で電源制御するためのツール
ipmiconsole: SOL(Serial Over LAN) コンソールにアクセスするためのツール
ipmi-raw: IPMI コマンドの 16 進数入出力を提供するためのツール
ipmi-locate: BMC デバイスのアドレスのようなロケーションに関する情報を取得するためのツール
ipmimonitoring: センサーをモニタリングしたり解釈するためのツール
pef-config: PEF(Platform Event Filtering) 情報を設定するためのツール
ipmi-chassis-config: IPMI chassis 情報を設定するためのツール
bmc-device: BMC コマンドの拡張用のツール
ipmiping: デバッグ用の IPMI ping ツール
rmcpping: デバッグ用の RMCP ping ツール
ipmi-oem: OEM 専用コマンド用のツール
ipmidetect/ipmidetect: IPMI ノード検出するためのツールとそのデーモン
使い方は、–help オプションを指定するとすぐに分かる。よく使うコマンドは、ipmipower や ipmiconsole。
例えば、ipmiconsole コマンドのときは、次のようにして使う。
$ ipmiconsole -h <ホスト名> -u <ユーザ名> -P
これでパスワードを入力すれば、SOL コンソールにアクセスすることができる。-p オプションを使うとコマンドライン上でパスワードを指定することができるけれど、シェルのコマンド入力履歴に入るので誤って実行しないために -P オプションを使ったほうがおすすめ。
Enjoy IPMI!
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