管理している1台のサーバから、メモリの ECC Error が発生した。そこで、memtest86 を実行して再確認するため、cobbler から memtest86 を実行してみた。
まず、cobbler 0.9 以上から簡単に memtest86 を PXE メニューに追加できる。
cobbler 0.9 以上にしないといけないということで、思い切って cobbler 1.0.3 にバージョンアップしてみた。cobbler は SRPM はすでに用意されているので、通常ユーザの %_topdir に SRPM をインストールしてビルドした。ビルドは、問題なく成功した。
cobbler を 0.8.3 からバージョンアップすると、settings ファイルの場所が /var/lib/settings から /etc/cobbler/settings に変わったので、cobbler check を繰り返しながら /etc/cobbler/settings を変更した。ちなみに 0.8.3 の頃の settings ファイルはそのまま 1.0.3 で使えないので新たにインストールされた /etc/cobbler/settings を変更する必要があるので注意する。
cobbler 1.0.3 になって、変わったなと思ったことは、次のとおり。
– cobbler sync しても、どのプロファイルがあるのか表示しなくなった
– settings ファイルの位置と設定内容が変わった
– settings ファイルで、設定できる項目がいっきに増えた(例えば、デフォルトの kickstart ファイルを指定できるようになった)
次に、memtest86 は、すでにメンテナンスされていないということでかわりの memtest86+ という後継バージョンを使うのが普通みたい。今日時点の最新版は、2.0.1。
CentOS 5.1 64 ビット版の memtest86+ は 1.6 と古いバージョンということで 2.0.1 の最新版にしてみた。 memtest86+ 1.6 の SRPM をインストールして、SPEC ファイルのバージョンだけ書き換えた。stub32.h というインクルードファイルが見つからないというエラーがでるが、glibc-devel.i386 パッケージをインストールすることで解決できる。無事ビルドできたら、さっそく memtest86+ をインストールする。
$ sudo yum install memtest86+
あとは、cobbler sync すると自動的に memtest86+ が PXE メニューに追加される。
$ sudo cobbler sync
$ less /tftpboot/pxelinux.cfg/default
DEFAULT menu
PROMPT 0
MENU TITLE Cobbler | http://cobbler.et.redhat.com
TIMEOUT 200
TOTALTIMEOUT 6000
ONTIMEOUT local
LABEL local
MENU LABEL (local)
MENU DEFAULT
LOCALBOOT 0
LABEL centos51-x86_64
kernel /images/centos51-x86_64/vmlinuz
MENU LABEL centos51-x86_64
append ksdevice=eth0 lang= kssendmac syslog=10.0.0.1:25150 text initrd
=/images/centos51-x86_64/initrd.img ks=http://10.0.0.1/cblr/svc/op/ks/profile/ce
ntos51-x86_64
LABEL memtest86+-2.01
kernel /images/memtest86+-2.01
MENU LABEL memtest86+-2.01
MENU end
おおー、memtest86+ がメニューに追加されている。さっそく、メモリがおかしいサーバを PXE ブートしてみると、たしかに memtest86+ が追加されている。
これはかなり便利!!!
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