梅田さんの文庫本「シリコンバレー精神」を読みました。この本は、5くらい前に出版された「シリコンバレーは私をどう変えたか?」という本のものです。僕は、前に前書を読みましたが、改めて読んでみてぞくぞくしました。ぞくぞくしたキーワードは、「白紙の名刺」「人生のギアが全然違う」「ナード」「わかっていないことの面白さや混沌の世界」です。とても本を読んでいるだけではどんな世界なのかよく分かりませんが、なんだか本からにじみでているキーワードだと思います。
僕は転職して新しい環境に身をおいて約二カ月著しく環境の変わった身をおいて、自分の知っている技術的な知識ではとうていたちうちできない世界(みんなが当たり前のように知っている)、いままでずっと仕事をしてきて余裕がまったくないとおそらくはじめてないと思ったことなど、いろいろなことがありました。
先週は風邪をひいてしまって、今は休息ぎみとなっていますが、今日の朝本を読みながら「自分はナードなのだろうか?」と通勤途中でずっと考えていました。梅田さんは、23歳のときに自分にはナードの才能がないと思い、ナードでないと世の中にインパクトの与えるプログラムを作ることはできないと思い、違う進路に進む決意をされたそうです。
僕はとうに23歳はすぎていて、ずっとプログラミングの仕事をしていますが、今世の中にひとつも自分が作った自慢できるプログラムがない状態で、このまま同じ仕事を続けていってそんなプログラムを作ることができるのか。僕は誰にも邪魔をされずにプログラミングをしていたいと思っていて、普段そうしているのか。思考錯誤していました。(ちなみに、昨晩の夢には梅田さんが登場してきたことは覚えています。。。)
思考錯誤の結果、はっきりと答えは出ていませんが、今の状況から考えると自分はナードではないということ、プログラミングはずっとしたいと考えることはあるが、そんな夢中になれるプログラミングの対象物が見つかっていないのだと思いました。たとえば、オープンソースにコミットメントするなら、今のところ FreeBSD かなと思ってはいますが、今はやっていません。そんな夢中になれるものを今探している状態なのかなと思っています。それを探すために、転職して自分の環境を変化させて、自分がどうなるか、成長していく自分自身をこの目でみてみたいと強く強く決意して、ここまでやってきました。
だから、毎日成長するために自分で考えて、今自分がやりたいことができる環境に身をおいている利点を生かして黙っていないで、どんどん自分で考えて実行していくこと。どんなに小さい簡単なプログラムでもいいから、思うだけではなくて実際に作ってみる。そんなことの積み重ねが自分の血となり肉になるのだと思います。
梅田さんの本を読みながら、改めて今自分がここにいる意味、現状に留まらず行動していくことの大切さを心に刻むことができました。

そんな梅田さんと吉岡さんの対談は、今週金曜日に行なわれます。僕は、ボランティアスタッフとして参加します。