Ruby のバージョンには、いくか種類があります。現在、Ruby バージョン 1.8 系、バージョン 1.9 系、をはじめ REE、JRuby、などいくもあります。これからの複数のバージョンを切り替えて使いたい場合には、RVM(Ruby Version Manager)を使うと便利です。
RVM を使うと、簡単に Ruby のバージョンを使い分けることができます。
インストールは、いたってシンプルで gem からインストールします。
$ sudo gem install rvm
rvm をインストールしたら、rvm-install コマンドでホームディレクトリにインストールします。
$ rvm-install
すると、$HOME/.rvm というディレクトリが作れらます。
次に、.zshrc などに、次の設定を追加して反映させます。反映されると、rvm というコマンドが使えるようになります。
if [[ -s /Users/n0ts/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source /Users/n0ts/.rvm/scripts/rvm ; fi
あとは、ここに使いたい Ruby をインストールするだけです。RVM で対応している Ruby 一覧を見るには、次のコマンドを実行します。
$ rvm list known
…
(ruby-)1.8.6(-p399)
(ruby-)1.8.6-head
(ruby-)1.8.7(-p249)
(ruby-)1.8.7-head
(ruby-)1.9.1(-p243)
(ruby-)1.9.1(-p376)
(ruby-)1.9.1-head
(ruby-)1.9.2-preview1…
REE や JRuby や IronRuby などにも対応しています。
さっそく複数の Ruby をインストールしてみましょう。
最初に、Ruby バージョン 1.8.7 をインストールします。
$ rvm install 1.8.7
Ruby をコンパイルしてインストールするので、対象時間がかかります。
次に、Ruby バージョン 1.9.1 をインストールします。
$ rvm install 1.9.1
そして、肝心の Ruby を切り替える方法ですが、バージョン 1.8.7 に切り替えたいときは、次のコマンドを実行します。
$ rvm use 1.8.7
Using ruby 1.8.7 p249$ ruby –version
ruby 1.8.7 (2010-01-10 patchlevel 249) [i686-darwin10.3.0]$ which ruby
/Users/naoya/.rvm/rubies/ruby-1.8.7-p249/bin/ruby
仕組みは単純で PATH 環境変数を書き換えているだけです。
次にバージョンを 1.9.1 に切り替えてみます。
$ rvm use 1.9.1
Using ruby 1.9.1 p378$ ruby –version
ruby 1.9.1p378 (2010-01-10 revision 26273) [i386-darwin10.3.0]$ which ruby
/Users/n0ts/.rvm/rubies/ruby-1.9.1-p378/bin/ruby
ちゃんと切り替わっていますね。
また、RVM でインストールした Ruby に対して一括実行することもできます。
$ rvm ruby -v
ruby-1.9.1-p378: ruby 1.9.1p378 (2010-01-10 revision 26273) [i386-darwin10.3.0]
ruby 1.9.1p378 (2010-01-10 revision 26273) [i386-darwin10.3.0]$ rvm gem install rails
まとめて Rails をインストールすることができます。
Passenger も同様にインストールできますが、Passenger の Apache / Nginx モジュールを作成するときには、次のようにします。
$ rvm install
$ rvm 1.8.7 –passenger
$ rvm 1.8.7
$ gem install passenger
Building native extensions. This could take a while…
…
$ rvmsudo passenger-install-nginx-module
…
Phusion Passenger is a trademark of Hongli Lai & Ninh Bui.
あとは、PassengerRoot を、/Users/naoya/.rvm/gems/ruby-1.8.7-p249/gems/passenger-2.2.11/ に設定します。Ruby バージョン 1.9.0 のときも同様の方法でインストールすることができます。
RVM を使うと、手軽に Ruby を切り替えることができるので、便利です。
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